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Canny

customer-feedback feature-requests · public-roadmap · changelog
AI-NATIVE MCP API FREEMIUM
Customer Success
7.8 /10

概要

Canny は顧客フィードバックのプラットフォームです。公開または非公開のフィードバックボード、機能リクエストへの投票、ロードマップ、そしてループを閉じるための changelog を備えています。顧客がアイデアを投稿し、互いに投票し、「検討中」から「リリース済み」へ移っていくのを見届けます。その結果、Slack やサポートチケット、商談メモに散らばったリクエストではなく、需要順に並んだバックログが手に入ります。AI レイヤーの Autopilot がサポートと商談の会話を読み、そこに埋もれたリクエストを抽出し、重複をマージします。まず課金メーターを理解してください。Canny が課金するのはトラッキング対象ユーザー、つまりフィードバックを寄せる人々であり、管理者シートではありません。PM は無料シートに座ったまま、請求額を動かすのはユーザーベースの側です。

Customer Success スタックで採用される理由

  • ループを閉じる役割を担います。 CS チームは「X はいつ作るのか」という質問を絶えず受けます。Canny は顧客とリクエストを紐づけ、リリースされた瞬間に投票者全員へ自動通知します。CSM がフォローアップを書かなくても、バックログの1項目がリテンションの接点に変わります。
  • 投票が示すのは需要であって、声の大きいアカウントではありません。 CS と製品がロードマップで対立するとき、重複を排除して順位づけたリクエスト一覧は、逸話を並べたスプレッドシートに勝ります。
  • 取り込み側の AI は Free を含むすべてのプランでメーター課金がありません。 Autopilot のフィードバック検出と重複排除にクレジットカウンターは付きません。ここが Productboard との明確な差で、あちらは同等の分析を実行するたびに AI クレジットを消費します。取り込み範囲は2026年を通じて広がりました。7月30日に Fathom と Grain の通話キャプチャ、8月11日に Fireflies.ai、8月13日にはあらゆる Slack スレッド内での @Canny メンションが加わっています。
  • エージェント接続は有料の最下位プランにあります。 Canny の MCP サーバーは6月11日に55ツールを超えました。アイデアの移動、インサイトの作成、商談の紐づけ、ポータルコメントの管理などが含まれ、エンタープライズ見積もりの裏ではなく $79/月 の Pro に同梱されています。

料金

Canny のプランは3つで、かつて Free と Pro の間にあった Core ティアは廃止されました。

  • Free — $0。トラッキング対象ユーザー25人、マネージャー5人、コントリビューター・ボード・フィードバックは無制限です。Autopilot の検出と重複排除も含まれます。
  • Pro — 年額請求でトラッキング対象ユーザー100人の $79/月 から。定額ではなく階段状の料金で、200人で $129、500人で $279、1,000人で $529、2,500人で $829、5,000人で $1,079 になります。月額払いは約25%高く、最初の3段では $99、$349、$661 です。マネージャー10人、API と webhook、MCP コネクター、自動化ルール、スマートリプライ、カスタムフィールド、ユーザーセグメンテーションが加わります。
  • Business — 個別見積もり。トラッキング対象ユーザー5,000人超が対象です。SSO と Salesforce/HubSpot の CRM 連携は Pro ではなくここに含まれます。

トラッキング対象ユーザーとは、投稿・投票・コメントをした人すべてであり、Autopilot が代わりに検出したユーザーも含まれます。Canny 自身の試算では B2B SaaS のユーザーベースのうち 1-5% がトラッキング対象になるとされているため、今日の人数ではなくローンチ後に見込まれる人数で試算してください。調達規模になると公開された階段は目安として意味を失います。Vendr は Canny の契約額の中央値を年間 $20,000 としています。

最適な対象

公開ロードマップと需要順のボードを、実装プロジェクトなしで今週中に立ち上げたい、従業員5人から200人規模の B2B SaaS の製品チームと CS チームです。顧客に公開の場で投票してもらい、ループを自動で閉じ、PM の人件費を請求から外したい場合に適しています。

中核のニーズがプロダクト内の利用状況分析やガイド付きオンボーディングであれば、Canny を買うべきではありません。それは Pendo の役割で、Canny は扱いません。四半期の計画が経営会議を通過しなければならないなら Productboard を選んでください。スコア付きの優先順位付け計算式、機能の階層、仕様書のドラフト作成が得られます。一方 Canny が返すのはステータスと投票数です。判断基準の全文は直接比較ページにあります。ボードが公開かつ大規模で、主に消費者向けであれば、この分野で最も成長が速い新規参入の Featurebase を見積もってください。シート単位で課金し、エンドユーザーを一切計測しないため、Canny のコストカーブ全体が反転します。

注意点

  • 成功が請求額を動かし、それを動かすのは AI です。 Autopilot が検出したユーザーもトラッキング対象の上限に算入され、段を越えると日割り請求で自動的にアップグレードされます。営業チームで Fireflies と Fathom のキャプチャを有効にすると、1週間で1段上がることがあります。ガード: 通話キャプチャを有効にするに、設定で月間支出上限を決めてください。上限に達すると、Canny はアップグレードする代わりに新規ユーザーのトラッキングを停止します。
  • ARR で重み付けしたトリアージは Business ティアの機能です。 アカウント価値でリクエストを重み付けすることこそ、多くの CS チームがこれを買う理由ですが、それを実現する Salesforce/HubSpot 連携は Business にあり、トラッキング対象ユーザー5,000人超の見積もりの裏側です。ガード: Pro で見積もっている段階で CRM の重み付けを前提にトリアージ設計を進めないでください。Pro ではカスタムフィールドを使ってセグメント単位で重み付けします。
  • 公開ボードには設定だけでなく運用が必要です。 管理されないボードは重複と古いリクエストで埋まり、放置されている印象を与えます。ガード: 名前の付いた担当者を決めて毎週トリアージし、Autopilot の自動マージに頼りつつも抜き取りで確認してください。AI のグルーピングは境界的なリクエストのラベルを誤ります。
  • これはフィードバックであって、開発の実行管理ではありません。 Canny は需要を並べますが、エンジニアリングの作業は管理しません。ガード: Linear、Jira、GitHub との双方向同期を接続し、ステータスが投票者へ自動で戻るようにしてください。そうしないと「リリース済み」のループは、誰かが手作業で Canny を更新するのを覚えているかどうかに依存します。

この需要シグナルをヘルススコアと併せて取り込む CS プラットフォームについては、GainsightVitallyChurnZero を参照してください。